雪・強風で太平洋側大荒れ、けが140人(読売新聞)

 関東の東海上にある低気圧の影響で、日本列島は10日も各地で強風と雪に見舞われた。

 読売新聞の集計では、9日夜から10日朝にかけて雪による転倒やスリップ事故で少なくとも140人が負傷した。11日にかけて東北など広い範囲で大雪が予想され、気象庁は暴風や大雪、高波への厳重な警戒を呼びかけている。

 東京消防庁によると、都内では雪が降り始めた9日夜から10日午前6時までに26人が転倒し、病院に搬送された。横浜市内では10人が転倒するなどして負傷し、埼玉県内ではスリップ事故と転倒で計46人がけがをした。長野、群馬、山梨県などでは計約2万5000世帯が停電した。

 陸と空の便も大きく乱れた。JR中央線穴山駅(山梨県韮崎市)―日野春駅(同県北杜市)間では9日午後7時25分頃、下り普通電車(6両編成)が積雪によるとみられる倒木(長さ約4メートル、直径約40センチ)に衝突。乗客約80人にけがはなかったが、高尾駅(東京都八王子市)―小淵沢駅(北杜市)間で計21本が5〜10時間ほど最寄り駅に停車、約3000人が車内に一時とどまった。関越道、上越道などの一部が通行止めとなり、空の便は国内線76便が欠航した。

 群馬県の公立高69校の2日目の入試は、午前9時半の開始時刻を1時間遅らせた。

 気象庁の気象衛星通信所(埼玉県鳩山町)では、10日未明まで約3時間、運輸多目的衛星「ひまわり6号」からの観測画像データが受信できない状態になった。通信所のパラボラアンテナ(直径18メートル)に雪が付着し、電波の受信レベルが下がったためで、予報などへの影響はないという。

          ◇

 気象庁によると、低気圧は急速に発達しながら三陸沖を進み、10日夜には北海道の釧路沖に達する見込み。

 11日明け方までに予想される最大風速は北日本と東日本、西日本の陸上でいずれも20メートル。北日本の太平洋側や伊豆諸島、九州では波の高さが6メートルを超える大しけとなる。

あのSFやファンタジー小説はこんな環境で書かれた…著名作家たちの書斎いろいろ
<母殺害>容疑の58歳男を逮捕…岩手県警(毎日新聞)
<伊方原発>弁に異常 30日予定の通常運転再開に影響なし(毎日新聞)
岡田外相「佐藤元首相、沖縄欺いた」(産経新聞)
仕分け対象候補の50法人 行政刷新担当相が公表(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。